2泊3日という弾丸の日程で、香港からカンボジアの首都プノンペン、アンコールワットへ行ってきました。
今回はフライト時間も短い香港からのカンボジアへ旅行でしたが、2泊3日で本当にカンボジア観光を楽しむことは可能なのか?
実際に行った感想をご紹介します!
プノンペンとアンコールワットは2泊3日で回れるか?
結論からご紹介すると、プノンペン市内の観光とアンコールワットがあるシェムリアップを2泊3日の滞在で回るのは、可能です!
ただし、本当にカンボジアという国、人、場所を知り尽くしたいなら2泊3日では足りないと思います。
私たちも、次にカンボジアに行くならもっとディープなところへ行きたいね、と話しているくらい。
でも、以下のような人なら2泊3日でも、十分にプノンペンやアンコールワットは楽しめると思いました。
- カンボジアに初めて行く人
- 東南アジアの雰囲気を感じたい人
- 有名どころだけを回りたい人
何度かカンボジアへ行ってみたいなぁ、と思っている方なら最初の旅行としては2泊3日でも十分です。
実際に私たちもかなり凝縮された旅にはなりましたが、2泊3日でカンボジアという国の雰囲気は感じることができました。
カンボジアいいとこ取りの2泊3日のスケジュールとは?
カンボジアの首都であるプノンペンとアンコールワットがあるシェムリアップの両都市で観光したのは、王道の観光スポットのみです。
もちろんディープな場所だけを見ることも可能だと思います。
でも、王道の観光スポットも、観光客が行かないようなところも両方!となると、行く場所を限定しないと全てを楽しむのは難しそうでした。
今回は初めてのカンボジア旅行だったので、とにかくガイドブックに出てくるような観光スポットを回りました٩( 'ω' )و
- トゥール・スレン(S21)虐殺博物館(プノンペン)
- 街中をトゥクトゥクで走りながら、王宮を見る(プノンペン)
- ナイトマーケット(プノンペン)
- アンコールワット(シェムリアップ)
- タプローム(シェムリアップ)
- アンコールトム(シェムリアップ)
- パブストリート(シェムリアップ)
- セントラルマーケット(シェムリアップ)
カンボジアでプノンペンは首都で都会のようですが、1本路地に入れば大通りに行き交う観光客とは全く別の生活がありました。
2泊3日でもカンボジアでは、東南アジア独特の雰囲気を感じやすいと思います。
華やかな中心地と、カンボジアの現地人の格差のようなものは、行く先々で感じました。
でも、現地の人がよく使うような食堂での食事も、気軽な感じで楽しかったです( ´∀`)
衛生面など気にならなければ、道端の屋台でバインミーもローカルを感じる上ではいいと思います!
すごく美味しそうでしたが、暑い日に常温で管理されているお肉を食べるには、さすがに勇気が足りなかった…(*´Д`*)
カンボジアを2泊3日で観光する時に注意したこと
カンボジアは2泊3日でも十分に観光もできて、アンコールワットのような遺跡にも行ける国です。
ただし、2泊3日でプノンペン、シェムリアップの両都市を効率的に回るのに、注意が必要だと思ったこともあります。
- プノンペン、シェムリアップ共に曜日によって便の時間が違う
- 日本からの直行便は1日に1便のみ
- プノンペン→シェムリアップを最速で行くには国内線飛行機が必要
やはり移動はうまく日程を組まないと、時間が足りなくなってしまいます。
香港から3時間半で移動した私たちでさえも、最終日はかなり駆け足でギリギリまで観光していました!
プノンペン、シェムリアップ便は出発曜日に注意
香港からプノンペンまでの飛行時間は、2時間45分、時差は+1時間です。
また香港からアンコールワットがあるシェムリアップへの直行便もあります。
注意が必要なのは、香港国際空港からプノンペンへの直行便は、曜日によって飛行機の出発時間が違うこと。
金曜日にあった便が火曜日になかったり…とこれが結構やっかい。
旅行する日程によって良い時間の時間がない、など日程を組むのが地味に面倒でした(´;Д;`)
今回は旦那の仕事の終わりで、金曜日の深夜便を取ろうとして、フライトが合わず。
ならば土曜日の出発のプノンペン着、月曜日のシェムリアップから香港着を予定したら、今度は帰りの飛行機がない!
ということで行きも帰りもプノンペン国際空港を使うことにしました。
シェムリアップとプノンペンは国内線を使うことにしたので、その分移動時間が増えてしまうことに。
現地で観光に使える時間に制限がでてしまったのが、ちょっと残念でした。
日本-プノンペン、シェムリアップで2泊3日は厳しい…かも
日本からカンボジアへ行く場合には直行便でも7時間、乗り継ぎではさらに時間がかかります。
例えば東京からの場合、成田からプノンペン国際空港までの直行便は1便のみ。
直行便での飛行時間は、約7時間です。
もしフライト時間にちょうど良い時間がない場合は、ベトナム、タイ、香港などからの乗り継ぎになり、さらに時間はかかります。
移動時間を含めて2泊3日だと、プノンペン市内とアンコールワット両方に行くのは厳しいかもしれません。
プノンペンからアンコールワットがあるシェムリアップまでは国内線飛行機で1時間弱と近いです。
ただ飛行機は、前後1時間はどうしても空港への移動や待ち時間になっちゃいますよね。
なので、日本から両都市を回ってプノンペンから帰るなら、行き帰りで+2日は余分に必要だと思いました。
カンボジア2泊3日のコツは、観光したい場所を決める!
プノンペンやシェムリアップを短期滞在で両都市の観光をするなら、必ず行きたい場所は決めておいた方が良いです。
旅行もきっちり予定を立てる派と、なんとなくその場で行きたい場所を決める派に分かれますよね。
私たちは、あまり予定をきっちりとはしないでフィーリングで行動する派。
しかし、今回は絶対行きたい場所を決めておいたのが、短時間で観光できたのに良かった、と思いました!
とくにシェムリアップでアンコールワット、アンコールトム、タプロームは絶対外せない。
シェムリアップ行って、遺跡見て回ってこなかったら何しに行ったんだかわからないですよね(笑)
なので、この3遺跡を回るのに移動手段を貸切の車をチャーターできるツアーに申し込んだのがとても良かったです。
シェムリアップはほとんどトゥクトゥクという現地のおっちゃんが運転してくれる、バイクタクシーが基本。
トゥクトゥクは、うまく価格交渉しないとぼったくられます。
ぼったくりというより、観光客価格でふっかけられている感じでした。
特に日本人は平和ボケしやすいので、そんなに高い金額でないし、払っちゃうんですよね。
私たちも見事にふっかけられて、交渉しきれなかった経験をしたので、シェムリアップのツアーは申し込んでいて正解でした。
上手に観光するなら、現地ツアーが安心
海外では文化も違うし、頭ではわかっていても、いざって時になると何も対応できなくなってしまうこともあります。
なので、そういうことを避けるためにも、やはり現地のことに精通している人は必要だなと思いました!
特に観光地としてメジャーじゃない、これから成長過程にあるような国に行くなら、ガイドやツアーがオススメです。
カンボジアでは観光客価格が異常に高く、海外慣れしている私たちでさえも、不安に感じることが多かったです。
今回の旅行では現地ツアー専門の予約サイトを利用しました。
空港への送迎やスタッフの方も感じが良くて、安心してアンコールワット観光ができました!
どうやらドライバーさんは現地の方でしたが、奥様が日本人でスタッフをしている模様…
そのため、ちょっとした行き違いがあった時も、ドライバーさんの電話を介して日本語で謝っていただくほど高待遇。
私たちはさほど気にしませんでしたが、こういうところは安心できるなと思います。
うまくツアーや旅行会社のサービスを利用して、良いカンボジア旅行へいってらっしゃい!!