おうち時間も増え、以前やっていたボトルアクアリウムに再挑戦しています。
この記事ではボトルアクアリウムで使うボトルを選ぶ場合は、水量は最低でも4リットル以上は必要と感じたボトルアクアリウム初心者の体験談をご紹介します。
もちろんボトルの中で飼う魚の数や種類によってもそれぞれ状況は違うのでしょうが、初心者にとっては最初に選ぶボトルの水量によってきれいなボトルアクアリウムを作れるかは変わるな、と個人的には感じています。
8リットルと1リットルのボトルアクアリウムの立ち上がり比較
20年の8月ごろに立ち上げた8リットルのアカヒレが入っているボトルアクアリウムとアカヒレを買ったタイミングでラムズホーンを入れるために作った1リットルのボトルアクアリウムを比較。
立ち上げの過程から8リットルと1リットルのボトルアクアリウムはどちらの方が初心者向きなのかを考えてみました。
【8リットル】スネールと水草で1ヶ月回し立ち上げたボトルアクアリウム
8リットルは真夏に立ち上げたためアカヒレを入れる前にまずは水草とスネール、投げ込み式濾過フィルターで1ヶ月程度週2回の水換えをしながら立ち上げました。
8リットルの梅酒瓶のボトルアクアリウムはその後アカヒレ5匹を入れ今のところ⭐︎になった(お亡くなりになった)方は1匹もおらず、水も透明で匂いもない順調なボトルアクアリウムです。
最初の1週間程度は生臭い匂いがしたこともありましたが、今は底床に使っているソイルの土の香りがメインです。
水草は光量が足りず枯れるときもありますが、コケもなく順調に育っています。
【1リットル】ラムズホーンのためのボトルアクアリウム
次にアカヒレを購入した時に一緒に買ったピンクラムズホーンはアカヒレの水槽に入れたところ動かなくなってしまい、慌てて水質を疑い1リットルの100円ショップのボトルを購入して立ち上げ。
この1リットルのボトルアクアリウムは、ラムズホーンしかいないのに2日おきに水を換えても水が生臭くなり、ラムズホーンの調子もずっと悪いままになってしまいました。
エアレーションしたりリセットもしてみるも、ボトルの周りに白いものがくっつき、結局ラムズホーンが産んだ卵を隔離しておく用の簡易ボトルとなってしまいました。
1リットルのボトルアクアリウムはいまだにおかしな匂いが漂ってくることが多く、2日に1回の水換えが欠かせません。8リットルの時は起こらなかった不調や変化が、1リットルのボトルアクアリウムではどんどん起こってくる始末、、、
理由もわからないままメンテナンスしなければいけない回数や頻度が高めで、改めて水量が少ないボトルアクアリウム は難しいんだ…と痛感しました。
4リットル梅酒瓶のボトルアクアリウムでも難易度は上がる
ラムズホーンはこんな悪い環境の1リットルボトルアクアリウム に閉じ込めておくのはかわいそすぎるので、その後4リットルの梅酒瓶を購入して投げ込み式フィルター&水草でラムズホーンを移し現在4リットルの梅酒瓶も立ち上げ中です。
ただし4リットルボトルアクアリウムでも8リットルに比べるとメンテナンスの頻度が高く、安定するまでに時間がかかりそうな印象です。
4リットルでラムズホーン2匹なので決して過剰ではないと思いますが、4リットルボトルアクアリウムの方はチューブなどに白いフワフワした膜が張ってしまい、こちらもメンテナンスがまだ必要な状態。
8リットルでは全くそういったことは皆無だったので、4リットルのボトルアクアリウムでも1リットルよりはマシ程度。
ボトルアクアリウム始めるなら最低4リットル、可能なら8リットルがオススメ
8リットル梅酒瓶、1リットルの100円ショップの瓶、4リットルの梅酒瓶の3ボトルでボトルアクアリウム を始めてみた結果、初心者ならボトルアクアリウムは8リットルの水量は必要です。
置き場がない、水槽はメンテナンスが面倒そうなどと比較すると手入れも設備も最低限で良さそうなイメージのボトルアクアリウムですが、水がきちんと出来上がるまでにはそれなりのメンテナンスが必要だと感じています。
また設備自体も結局きちんと生き物や水草を育てるには、濾過フィルターやライトが必要で、お掃除用具などもほとんど水槽と変わりません。もちろん水槽代が安くなる、専用の水槽台が必要ないなどのメリットもあります。
気軽なイメージのボトルアクアリウムですが初心者がちょっとの手間で楽しみたいと思うなら、8リットル以上の容量は確保した方が想像しているようなボトルアクアリウムになりやすいと思います。
水の量が少ない方が簡単と思いがちですが水槽に限っては逆なことも多いので、ボトルアクアリウムを始める場合は最低でも4リットル以上、できるなら8リットル以上をおすすめします。