この記事では4月から増えたおうち時間をなんとかしようと、8月から8リットルの梅酒瓶でボトルアクアリウムを始めたので、梅酒瓶で作るボトルアクアリウムの良い点や注意が必要と思った点をご紹介します。
私は以前30センチくらいの水槽でアベニーパファーという淡水フグを飼っていたことがあります。とはいえ魚の飼育歴は2年ほどなので、ほぼ初心者に毛が生えたくらいのレベルだと思います。
その時もボトルを使った魚の飼育に挑戦していたのですが、初心者には難しい1リットルという容量だったのであまりうまくいかず、、、
今回は仕事も在宅ワークが増え、外出する機会も減ってしまったおうち時間にボトルアクアリウムに再挑戦することにしました!
個人的な感想が含まれる記事です。著者の経験やこれまでに得た知識からの個人的な意見が含まれている可能性があります。
複数の情報をご確認の上、ご自身の判断の参考にしていただければと思います。
ボトルアクアリウムに梅酒瓶8リットルを選んだ理由
前回の失敗から今回は8リットルの梅酒瓶を使い、ボトルアクアリウムを立ち上げました。
ボトルアクアリウムを経ちあげるにあたり8リットルの梅酒瓶を選んだ理由は3つあります。
- 容量がそれなりにある
- 持ち運びができる
- 水槽台が不要
容量がそれなりにある
ボトルアクアリウムは容量が小さいと通常の水槽に必要な濾過や飼える魚もとても限定されてしまうため、ボトルアクアリウム立ち上げにはできるだけ大きい容量のボトルを選びました。
水の量が1リットルに対して小型のお魚が1匹といわれるくらいお魚には水が必要。もちろんコンパクトなボトルアクアリウムにも憧れますが、ある程度の魚の数も飼いたかったのと、水の量が減れば減るほどボトルアクアリウムは難易度が上がってしまう。
なので見つけた瓶の中で一番大きいサイズの瓶=梅酒瓶でした。
持ち運びができる
ボトルアクアリウムを立ち上げるにあたり8リットルの梅酒瓶を選んだ理由2つ目は、持ち運びのしやすさです。
瓶を持ち上げる取手が付いているので、8リットル=約8キロの重さでも女性1人でも移動は可能です。
サラダボウル的な綺麗な器にも憧れますが、水を入れて抱えることになった時に滑って落としたら、、、とか洗う時に落としそう、、、という謎の不安から今回は持ち運びを頻繁にすることを考えて梅酒瓶に。
今のところ持ち運ぶこと自体はあまりないので特に気にしなくても良いかもしれませんが、今後大きなお掃除などを考えても私は理由の1つにしました。
水槽台が不要
ボトルアクアリウムに梅酒瓶を使った理由の3つ目は、水槽台がいらないこと。
水槽台が必要だと家具が増えますし、特に心配しているのが地震。賃貸マンションでフルタイムの共働きなので、万が一家にいない時に地震が起きて水槽が落ちたら…ちょっと心配だなと思いました。
梅酒瓶の8リットルの容量だと45センチくらいの高さがあり、床に直置きしてもわりと高さがあるので違和感はありません。
カーペットの上に寝転がらないと中の様子がよく観察できないことはありますが、逆にボトルアクアリウムを覗きながら無心になれるのでこれはこれでよかったな、と思っています(笑)
ボトルアクアリウムに梅酒瓶8リットルを選んでよかった点
ボトルアクアリウムに8リットルの梅酒瓶を選んでよかったのは、安価で手軽に始められたこと。
水槽は30センチくらいであれば安いのはいくらでもありますが、お魚を飼うには水槽だけではなく周辺設備も必要ですよね。
- 濾過フィルター
- 冷却ファン(夏用)
- ヒーター(冬用)
- 水槽用ライト
- 水槽台
- お掃除用具
- 水草代
- お魚、餌代
どうしても全てを用意しようと思うと、意外に予算が必要。水槽代が少しでも安くなれば、これらの設備にも予算を割り振れると思いました。
もちろんこのくらいの設備を用意するなら水槽買っちゃえば、、、と言われるかも。それは確かに自分でも自覚してます(笑)。
それでも今回は難易度の高いと言われるボトルアクアリウムに再挑戦したい!という気持ちが強かったため梅酒瓶にしました。購入した梅酒瓶ですが、Amazonのポイントを使い300円くらいです。
なので梅酒瓶でのボトルアクアリウムは安価で手軽、ということにしておきます!(笑)
ボトルアクアリウムに梅酒瓶。ちょっと失敗な点・注意点
梅酒瓶のボトルアクアリウムは良いところもありますが、失敗だったことや注意点もありますのでご紹介します。
- 横から見た時に中が歪む
- 通常の網が入らない
- 投げ込み式フィルターを入れると水流が激しい
ガラス瓶の歪み・透明度
梅酒瓶は当たり前ですが観賞用ではないので、ガラスが分厚く中を見る時も横から見ると少し歪みがあり透明度も落ちます。
ある意味ボトルの中が拡大されて見える(笑)のですが、ボトル内の様子を綺麗に写真に収めようとするとイメージとちょっと違って写るかも。
YouTubeやインスタでとっても綺麗なボトルアクアリウムを立ち上げている方をイメージすると、「ちょっと違うかも…」ということにもなりかねませんので、ご注意ください。
通常の網が入らない
梅酒瓶のボトルアクアリウムは、ゴミをすくったり魚を捕まえたりする網がボトルの口が小さいので購入時に気をつけないと入りません。
ボトルアクアリウムで本当に瓶を使う場合全般に当てはまると思うのですが、ボトルの瓶の口の小ささを常に意識しないとダメなんですね。私の場合は手が小さいのでボトルには手を入れることはできますし、ピンセットで水草を植えたりスポイトでのお掃除をしています。
水換えには紙コップを使用していますが、お掃除&水換えは通常より時間がかかるのが難点ですね。
でもそんなお手入れも今は楽しみのうちでもあるのですが、瓶の口の大きさは最初に測って把握しておくことが必要になります。
投げ込み式フィルターを入れると水流が激しい
夏場から始めたのでエアレーションを含めて濾過設備は必要と判断し投げ込み式フィルターを入れていますが、水流がめちゃくちゃ激しいです。
ボトルアクアリウムは水換えを頻繁にやれば濾過は必要ないようですがある程度の汚れはありますし、濾過をしないと水が育たない(バクテリアの効果をうまくいかせない)という情報を見たことがあります。
8リットルの梅酒瓶は高さが45センチ程度ですので、小さい投げ込み式フィルターは十分入る大きさではありますが水流が激しい、、、。お魚によっては水流が嫌いな子もいるみたいなので、あまりにも激しすぎる場合は調整してあげたほうが良いですね。
あと投げ込み式フィルターは通称「ブクブク」と言われますが、水面で空気が破裂する音?がどうしてもするので、就寝時など気になる人もいるかも。
ボトルアクアリウムはできるだけ容量が大きく、そして始めやすく
ボトルアクアリウムを8リットルの梅酒瓶で立ち上げて、水槽を買うより安価にそして大掛かりにしないことで魚の飼育がより身近にできるようになりました。
賃貸マンションだとなかなかペットを飼えない、けど何か育ててみたい自分にはボトルアクアリウムはとても始めやすかったです。ただしあまり難易度を上げないためにも、ボトルアクアリウムはある程度の容量を選ぶのもコツかな、と思いました。
もちろんボトルアクアリウム、良いことばかりではなく、ちょっとイマイチ、これは水槽の方がよいかも?ということもあります。
ボトルアクアリウムに興味のある方は是非この点も併せてチェックしてから立ち上げると、失敗が少ないかなと思っています。