クアラルンプールに行くなら、電車で30分のバトゥ洞窟(バツー洞窟)はとてもおすすめです。
市内観光やお買い物も楽しいですが、遺跡っぽい&ヒンドゥー教の聖地でカラフルな寺院などが見たいならバトゥ洞窟はとても楽しめます。
ただ実際にバトゥ洞窟へ行ってみて、観光客が気をつけたほうがいいなぁ、と思ったこともあったので、まとめてみました。
特に服装やアクセスは気をつける部分が多いので、注意してくださいね。
バトゥ洞窟(バツー洞窟)観光でおすすめの服装
バトゥ洞窟(バツー洞窟)はヒンドゥー教の聖地であるがために、その戒律に従った服装をする必要があります。
クアラルンプールは暑い上にかなり湿気が多く、スコールのような雨が突然降ってきます。
そこは市内でもバトゥ洞窟付近でも変わりませんが、街中を歩く時の服装では不適切な場合があるのでご注意ください。
膝から上が露出した服はヒンドゥー教ではNG
ヒンドゥー教の寺院のため、膝小僧が見えるようなショートパンツや半ズボンをはいている人はバトゥ洞窟入り口の大階段で止められてしまいます。
私が行った時も、階段の下のところで警備員が、NGな人に声をかけていました。
それを見ていた感じ、膝が半分くらい隠れるような半ズボンであればそのままでも登れそうな雰囲気でした。
ただ西欧人がよく履いている、腿の中間くらいまでの丈のショートパンツは完全にNG。
そういう方は、階段の下で腰に巻く布を何十円で借りてくださいと言われていました。
バトゥ洞窟(バツー洞窟)の入り口は272の大階段。濡れると滑りやすく意外と急なので動きやすい服装がおすすめ
バトゥ洞窟の鍾乳洞を見るのであれば、入口の大階段を上るのが必須となります。
写真で見るより階段は急なので、特に女性は下から見上げられることを意識した服装が必要だと思います。
また階段の幅が一定ではない上、1段1段も高かったり足場が悪い上、急なスコールで階段が濡れていることがあります。
私が行った時も朝に雨が降ったあとで、かなり水はけが悪いなと思いました。
バトゥ洞窟の観光では、スニーカーなどのしっかりと足を覆った滑りにくい靴がオススメです。
また1段の幅がまちまちなため、登るのも下るのも足を踏み外しそうで本当に怖かったです。
いろいろな人が思い思いの場所で写真を撮るために急に止まったり、をしているのでこういうところで臨機応援に対応できる服装の方が良いと思います。
バトゥ洞窟へのアクセス。KLセントラルからKTMコミューターへ乗車
バトゥ洞窟(バツー洞窟)までは、KTM コミューター(KTM Komuter)で直通です。
バトゥ洞窟の最寄り駅であるバトゥケーブ(Badu Cave)駅は終点なので、座っていれば勝手に連れて行ってくれます。
所要時間はグーグルの行き先検索結果は22分でしたが、KTMコミューター工事のために実際には45分もかかりました。
私が行った時にはKTMコミューターが工事をしており、朝方大量のスコールが降ったため、運転が相当ノロノロで歩く方が早いんではないかと思いました。
もし知っていればKLセントラルからタクシーで行ったのに、、、と思いながらも電車でゆっくり揺られていきました。
KLセントラルーバトゥケーブ駅までのKTMコミューターの買い方
- KLセントラル駅のKTMコミューター(KTM Komuter)乗り場へ
- 工事の影響でGoogleの表示とは発車時刻が違う場合があるので、電光掲示板を確認
- 現金支払いは有人窓口、交通カードは自動販売機で購入
- Plattform3から終点のバトゥケーブ(Batu Cave)行き乗車
切符の自動販売機のようなものがありますが、現金では買えないようでした。
自動販売機の隣に有人窓口があるので、そこで行き先を伝えれば切符は買えます。
しかし切符を買う前に、電車の発車時刻を必ず改札上の電光掲示板で確認してください。
私が行った時は、Googleで調べたルートや時刻に合わせてKLセントラル駅に行ったものの、実際の時間の電車がなく、なんと30分もホームで待つはめに(笑)
KTMコミューター工事のためかもしれませんが、だいぶホームで迷いました。
ホームでスマホを片手にウロウロしつつ、反対側のホームで同じような時間の電車がいくのか?と電光掲示板を見つめていたら、駅の職員の人が話しかけてきてくれました。
駅職員「それ、間違っているよ〜( ´∀`)次の電車は30分後だよ」
と親切に教えてくれたんですが、おかげで30分ホームで待ちぼうけをくらいました(笑)
電光掲示板を見ていたら、バトゥ洞窟があるバトゥケーブ駅行きの電車は1時間に1本な模様。
男性はKTMコミューターの乗る車両にも注意
マレーシアがイスラム教が多く男性と女性が同じ車両に乗れない人がいるため、女性専用車両があります。
男性は女性専用車両は避けて乗る必要がありますので、写真のような場所から電車は乗らないでくださいね。
日本のように時間で区切られているのではなく、終日女性専用車両です。
おそらくそれを知らないであろう観光客男性が女性専用車両に乗っていて、他のマレーシアの女性乗客からものすごい冷たい目で見られていました(*´Д`*)
気をつけましょう。
電車で行った時のバトゥ洞窟ーKLセントラルへはバス乗り換えが必要
洞窟からKLセントラルに戻るときは、行き方とは少し違いますので注意してください(2018年6月現在)。
- バトゥケーブ駅からKTMコミューターで有人窓口で切符購入
- 4つ目のセントゥール(Sentul)駅で、無料の振替バスに乗り換え
- セントゥール駅前でシャトルバス乗車
セントゥール駅からみんなが同じ方向に行くので、バスまでは迷う事はありません。
シャトルバスなので料金は無料です。
しかしバトゥ洞窟からKTMコミューターに乗って来た人のほとんどが乗車しますので、結構混みます。
バトゥ洞窟からはタクシーを使おうか…とも思いましたが、バトゥ洞窟付近は流しのタクシーがほとんどいない…
皆ツアー出来ているかクアラルンプールなどの市内からタクシーで来て、そのタクシーを待たせていました。
バトゥ洞窟自体の観光は最短30分〜40分ほどなので、タクシードライバーと交渉した方が良いかもしれません。
マレーシアはタクシーの料金もさほど高くないので、グループであればそんなに高くならないと思います。
もしくはタクシードライバーとの交渉が面倒、不安な場合はクアラルンプールではGrabという配車アプリが便利です。
バトゥ洞窟へ行くにはツアーの方が良いのかも…
マレーシアの公共交通は、なかなか時間が読めないところが難点です。
工事中のKTMコミューターだけではなく、その他の電車も時間ぴったりに来ることは少ないようです。
もし十分な自由時間がないなら、現地ツアーで回ったほうが効率的かもしれません。
もちろん、Hop-on Hop-offバスなどの観光バス、無料のバスもありますが、郊外へ行くなら電車か長距離バスに乗るしかありません。
なにせ海外のバス、電車は時間が日本のようにきっちりしていません。
現地ツアーなら、バスで観光地巡りをしてくれるし、時間通りだし、食事もついているので楽チンです。
現地ツアーなら、半日、午前だけ、自分たちでは治安が心配な夜だけなど選べるから、自由度が高い旅行をしたい人でも使えるので、利用しやすいですよね。
日本の専門サイトなら予約も日本語、日本人向けツアーもあるので英語や現地語ができない場合でも、使いやすいですよ!
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