香港グルメは飲茶が有名ですが、ワンタン麺もおすすめです。特にエビワンタンは中に入っているエビがぷりっぷり。
この記事では香港のチムチャーツイ(チムサーチョイ・尖沙咀)駅からすぐの「深仔記」をご紹介します。
記事中の価格やレート(1HKD=14円)、お店の情報は執筆時点での情報になります。
香港「深仔記」のメニュー
深仔記の麺のメニューは、スープがあるラーメンのスタイルと汁なし麺の2種類です。これに「小食」と言われる一品料理を組み合わせて食べている人が多いようです。
香港のレストランの値段はピンキリですが、「深仔記」のようなローカル麺屋さんは価格はかなり良心的。「深仔記」は1品30HKD(約420円)とかなりお手頃ですが、上に乗ってくるおかずで価格は前後します。
メニューの見方は、
- 湯麺類:スープあり麺
- 撈麺:汁なし和え麺
- 小食:一品料理
香港では観光客も多くイギリス統治時代は英語も使われていたため、英語のメニューをおいているところがほとんどです。
深仔記も英語のメニューがありますので、広東語はわからなくても大丈夫です。
深仔記のエビワンタン&豚足の和え麺に挑戦!
汁ありと汁なしに相当迷いましたが、深仔記では和え麺のエビワンタン麺と豚足麺をえらびました。
深仔記で使われている麺は鸡蛋麺と言うものだと思います。独特な伸びとコシが特徴的です。
細めで箸で掴んだ感じはゴムのように感じる人もいるかもしれません。この鸡蛋麺には、卵の黄身が練りこまれています。
また深仔記では和え麺の場合は一緒にスープを出してくれます。スープ麺にしても、和え麺にしてもスープは楽しめるというお得感もありますね(笑)。
深仔記の麺とセットのスープは、エビの頭出汁のような香りが強く、味は少し薄めです。エビの香りが良く、薄めでも和え麺の餡が濃いので、一緒に食べるとちょうど良いと思います。
和え麺の餡(ソース?)は甘めの甜麺醤がベースのようです。少量でも濃い目なので、少しずつ和えながら様子を見るのがおすすめ。
甘めソースが苦手な方はテーブルに置いてある唐辛子入りの醤(ジャン)をつけて味を変えてみてください。ただしこの唐辛子ジャン、だいぶ辛いので量には要注意です(笑)。
エビワンタン麺
深仔記のエビワンタンは小ぶりですが、中に入っているエビはゴロゴロ入っていてプリプリなのがとても美味しいです。
香港は海に囲まれていることもあってか、エビや魚料理もとても多いです。特にエビはプリプリさが日本とは違うような気がします。
豚足麺
豚足が上に乗った麺も香港ではメジャーなメニュです。
深仔記は全体的にソースや煮込み系が少し甘めで、豚足の味も少し甘い感じがします。麺が味がないので少し濃い目&甘めな味付けにしているのかもしれません。
ゆで青菜
深仔記のようなローカル麺屋さんのメジャーなメニューの1つ、ゆで青菜。
菜の花などの青菜を茹でただけなのに、これが妙に美味しくて香港に来てはまりました。
シンプルですがこれが妙に美味しいのです。ただついてくる醬は和え麺と同じ甜麺醤ベースなので、テーブルの調味料を使う場面が増えるかもしれないですね(笑)。
深仔記の雰囲気
深仔記はローカルな麺屋さんで香港人の利用も多いようですが、店員さんは外国人の私たちにも親切なので観光客でも入りやすいです。
地球の歩き方にも掲載されているほどなので、観光客や日本人に慣れているのかもしれません。
私たちが行った時は11時、お昼に入る前の時間でさほど混んではいませんでした。
店内が少し狭いので、時間をずらさないと少し並ぶこともあるかも。香港は外食文化なので食事時には人気店はかなりの混雑します。
深仔記へのアクセス
深仔記は地下鉄の尖沙咀駅か尖東駅出口のN3から徒歩2分と近いですが、少し場所が複雑なところにあります。
現地の口コミサイトにも香港に旅行に来たと思われる中国人が、「探し回って歩き疲れた」と書いてありましたので、やはりわかりにくいようです。
深仔記の近くにはK11というショッピングセンターがありますので、そこを目指していくと良いです。K11には尖沙咀駅や尖東駅から直通でいけますので、雨が降っても近くまでいくことができます。
さらに深仔記はローカルレストランがひしめきあう長屋のような場所の一角にありますので、入り口も超狭いっ!!私たちが行った時も隣のお店に危うく入りそうになるくらいわかりにくかったので、必ず看板をご確認ください。
深仔記の基本情報
- 住所:香港 Tsim Sha Tsui, 尖沙咀 赫德道5-9號德裕中心地下4號舖
- 営業時間:11:00-03:00AM(日曜のみ深夜0時まで)
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