【香港・太子】「西記」レビュー。香港定番お粥と麺のレストラン

香港の太子(プリンスエドワード)で香港定番のお粥や麺の朝食を食べるなら、お店も綺麗な「西記」がおすすめです。

MTRの太子駅の近くで、わかりやすい場所にあります。近くには「花園街」と呼ばれるお花屋さん街があるフラワーマーケットロードや現地の人がペット?の鳥を買いに行くバード・ガーデンもありますので、観光の途中に寄ってみてはいかがでしょうか。

「西記」の雰囲気

「西記」はチェーン店でお店の中もこぎれいで外国人でも入りやすいお店です。チェーン店のようなので、他の場所でも看板を見ることがあります。

ローカルのお店はよく壁にメニューしか貼っていない場所があるのですが、「西記」はテーブルごとにメニューが置いてありますので、指差しでも注文は可能です。

ただし英語メニューは店員さんに聞く必要がありそうなので、あらかじめ広東語のメニューなどを覚えておくか、フィーリングで頼むかのどちらかかと思います。

広東語と言っても漢字(繁体字)なので、読めばなんとなくイメージできるものもありますので、えいっと雰囲気で頼むのも面白いかなと思います。

「西記」はスタッフも親切ですしガンガンの観光客向けというわけでもないので、ほどよく香港のローカルな雰囲気が味わえるのでおすすめです。

「西記」で試してみたメニュー

「西記」のお店の看板には「粥粉店」と書かれています。「粉」は麺の意味なので、お粥のほかに麺類も食べることができます。

それぞれのお値段は、私たちが食べたお粥、麺、豆乳2つで、60~70HKD(1HKD=14円、900〜1000円)程度でした。

ひき肉ピータン粥(痩肉皮蛋粥)

「西記」で頼んだメニューの1つは、「ひき肉ピータン粥(痩肉皮蛋粥)&揚げパン(油条)」のセット。

お粥自体はシンプルな塩味ですが、ピータンとひき肉の味が効いててとても美味しいです。胃などに優しいのが食べただけでわかるような感じ。

香港のお粥は基本お米の粒が崩れかける程度に煮てあり、ドロドロ感が強いです。おそらくお米のでんぷん質が出てきてとろみがつくことで蓋になるのか、香港のお粥は激熱。

とにかく熱いので、表面の空気が触れて少し温度が下がっている部分のお粥をすくい少しずつすすっていかないと確実に火傷で口の中がベロベロになります(笑)。

特に器の下のほうにあるお粥を食べようとすると半端ない熱さなので、注意してください。
そして口の中を火傷せず食べるコツは、とくかくゆっくり食べることとたまに付属の揚げパンを浸しておくこと。お粥に浸した揚げパンは柔らかくなったら食べても良いですし、少し浸してパンとスープのように食べても美味しいです。

お粥自体に味はあまりついていないので、テーブルに備え付けてある「からい味噌」を入れて味変して食べると飽きずに最後まで食べれます。

エビワンタン麺&肉団子(牛丸子)

もう1つ「西記」で頼んだメニューは、エビワンタン麺に牛肉団子(牛丸子)を追加トッピング。

「西記」で使っている麺は、少し固めで細めゴムみたいな食感の麺で香港では一般的に使われているものです。

日本のラーメンよりかなり細く、弾力も強いのが特徴ですが、さっぱり目のスープとの相性はとても良いです。スープの味はエビの出汁が効いています。

エビワンタンの中には、プリップリの小エビが丸ごと入っている肉のタネが入ってます。

エビワンタン麺は【深仔記】も美味しいので、時間があったら他のお店との食べ比べもおすすめです。

「西記」の場所

MTRの「太子(プリンス・エドワード)」駅のすぐそばです。

Aki

好奇心旺盛で思い立ったら何でも初めてしまう30代です。このブログはそんな私の旅行・美容・映画・ボトルアクアリウムなど趣味のことを記録しています。

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